

はじめまして、ケイシンと申します

「子どもの個性を潰さないよう、上手に伸ばしていきましょう」って言われても、どうやって伸ばしたらいかわからないことありませんか?
子育てをしていると子どもの個性を伸ばす方法はたくさん目にします
だけど実際に自分の子どもの個性はどんなものがあるのか、考えてもなかなか出てこないですよね

実は、子どもの個性を考えるためには、親が自分の個性を知ることが第一歩です
なぜなら、血のつながった親子でも、一人ひとり違うのが個性だからです

私は、親子であっても個性は違って当然だと知ってから、子どもに対する接し方が変わってきました
以前は、自分と比べて、子どものできていない部分に注目してしまい、しんどくなっていました
しかし今では、子どもをありのままに受け止め、苦手な部分も含めて子どもの個性だということを理解することで、子どもの個性の伸ばし方で悩むことはなくなりました
この記事では、スウェーデンに学ぶ「幸せな子育て」子どもの考える力を伸ばす聴き方・伝え方 (岸田雪子・著/出版・三笠書房) を参考に、子どもの可能性を引き出すために、親子の違いを受け入れる方法を解説します
この記事を読むと、子どもの個性を伸ばすためには、まず親が自分の個性を理解するべき理由がわかります

「僧侶×個性診断士×チャイルドコーチングアドバイザー」のケイシンが、詳しく解説していきます
この記事をオススメする人
- 子どもの個性を伸ばし可能性を引き出したいと思っている人
- 子どもとのコミュニケーションで悩んでいる人
- 子どものいいところがわからず悩んでいる人
親子であっても「気質」は違う
子育てをしていると、自分の子どもの意外な一面を見てハッとすることもあるのではないでしょうか

私も自分の考え方とまったく違っていたり、物の見方が正反対だったりすることもある子どもたちに驚かされます
人は誰もが持って生まれた気質があると言われています
たとえ血のつながった親子、兄弟であっても、それぞれ持ち合わせているものが違うのが「気質」です

ここからは「子どもの考える力を伸ばす聴き方・伝え方」で紹介されている内容を参考に「気質」につて紹介していきます
親子関係に影響する7つの気質
7つの気質
- 活動性
- 規則性
- 適応性
- 順応性
- 転導性
- 持続性
- 感情の強さ
- ①活動性:動くことが好きかどうか
- 活動性が高い気質の傾向
- いつも動き回っている
- アクティブで活発的
- 活動性が低い気質の傾向
- 本を読んだり積み木で遊ぶなど、静かに過ごすことを好む
- 大人しい
- ②規則性:リズムが決まっているかどうか
- 規則性が高い気質の傾向
- 予測しやすいリズムをもっている
- 生理的な行動に規則性がみられる(寝る時間、目覚める時間、おなかがすく時間など)
- 規則性が低い気質の傾向
- リズムが変動する
- 生理的な行動が日によって異なる
- ③適応性:新しいものが好きかどうか
- 適応性が高い気質の傾向
- ひとなつっこい
- はじめての事にも興味を持ち、楽しそうに自分から近づいていく(はじめての友達、食べ物、場所など)
- 飽きっぽい
- 適応性が低い気質の傾向
- しり込みする
- はじめての事にストレスを感じる
- 一つのことに継続して興味を持つことができる
- ④順応性:変化には慣れやすいかどうか
- 順応性が高い気質の傾向
- 日課や環境の変化にすぐに慣れる
- 新しい環境にスムーズに順応できる(引っ越し、進級・進学など)
- 順応性が低い気質の傾向
- 日課や環境の変化に長い時間ががる
- ゆっくり慣れていく
- ⑤転導性:集中力が続きやすいかどうか
- 転導性が高い気質の傾向
- 何にでも目が行き、よく気移りする
- 機嫌が悪くても、注意を他に向けると機嫌が直りやすい
- 転導性が低い気質の傾向
- 一つのことに集中して取り組むことができる
- 機嫌が悪くなっても注意をそらしにくい
- ⑥持続性:あきらめるのが早いかどうか
- 持続性が高い気質の傾向
- 根気がある
- 目標が達成できるまで粘り強く努力する
- 持続性が低い気質の傾向
- すぐに切り替えることができる
- 興味が移りやすい
- ⑦感情の強さ:よく笑いよく泣くかどうか
- 感情の強さが高い気質の傾向
- 強い悲しみや怒り、喜びを示す
- 周りから見てもわかりやすい
- 感情の強さが低い気質の傾向
- 感情の変化をあまり示さない
- 何を考えているのかわかりにくい

それぞれの子どもが持つ「気質」によって、強みもあれば、親が困ったと思う場面も違います
子どもの気質を知ることで、子どもとのかかわり方を工夫することができます

例えば、新しい環境になじむのに時間がかかる気質の子どもには、「環境になれる時間を長めにとってサポートしてあげよう!」と工夫できます
子どもの気質を理解することは、子どもをありのままに受け入れ、個性を伸ばす第一歩です
親子の気質の違いをチェック

ここまで子どもの気質について解説してきました
しかし、子どもの行動に影響するのは、子どもの気質だけではありません
子どもと関わる親自身の気質も影響しています
そして、親の気質は親自身の行動にも影響しているので、親子関係は、子どもの気質と親の気質の相性が強く影響しています

相性が良い悪いではなく、気質が及ぼす影響を意識することが大切です
親子であっても気質が違うことは当たり前です

異なる者同士が、どうすれば衝突せずに笑顔で一緒に過ごしていくことができるかを考えることが重要です
そのためにも、親は子どもの強みや悩みに共感し、必要なサポートを考えることを意識しなければなりません

自分のことも理解できていないのに、子どもの強みや悩みを見つけることは難しい…
そう考える人も多いのではないでしょうか?

そんなお悩みを解決するためには、まずは、子どもと接する親自身が自分の強みや苦手を理解する必要があります
先ほど紹介した「気質」の高い低いで自分自身を理解することもできますが、主観的な要素が大きいため、本当にあっているのかどうか不安になってしまいます
そんなときは客観的に自分の強みや苦手を理解することで、自分自身をより理解することができます

私がオススメする方法は「個性診断」です
自分自身を理解できる個性診断

「客観的に自分自身を観ることなんて本当にできるの?」と思っている人は必見です
心理学に基づいた簡単な120問の3択テストを受けてもらうだけで、自分自身を客観的に見ることができます
それが「個性診断」です
自分自身の強みや苦手を客観的に見ることができると、自己理解も早くなり、今後の生活で必ず役に立ちます

ここからは個性診断について紹介していきます
個性診断の無料相談はこちら
お問い合わせACS個性診断
個性診断の正式名称は、Analysis of Communication Structure(コミュニケーション構造分析)の頭文字からACS個性診断といいます

占いとは違い、日本心理学会で発表している科学的根拠のある心理テストです
心理テストがEQ「行動特性」を測定しているのに対し、ACSはCQ「発想パターン」を測定しているのが特徴です
ACS個性診断を開発した協会のHPはこちら
一般社団法人コミュニケーションクオーシェント協会個性診断を受けると次の2つのことがわかります
個性診断でわかること
- 自己理解が深まる
- 他人の考えや気持ち、価値観や行動が理解できるようになる
自分の長所と短所が明確になり、人間的に成長する道筋が具体的に理解できるようになるので、自己理解が深まります
そして、他の人との関係を良くするための接し方を意識できるようになり、他の人の考えや気持ち、価値観や行動が理解できるようになります

人間関係で悩むことが少なくなり、対人関係のストレスが軽減されます
自分自身を客観的に見る個性グラフ

個性診断は自分のコミュニケーションスタイルをグラフ化するツールです
120問の3択テストを受けてもらうだけで自分自身の強みや苦手がグラフになって表れます

グラフの項目は12個あり、それぞれどのような考え方の傾向があるかを可視化する事ができます
個性診断12の項目
- ①会話性
- 普段の何気ない会話をする意欲(好き・嫌い)があるかどうか
- ②交流性
- 他人との交流の積極性
- ③幸福性
- 世界と自分の人生に対する基本的前向き度
- ④表出性
- 自分の感情を素直に表にだして、なごやかな人間関係を作ることができるかどうか
- ⑤共感性
- 相手の感情にどれだけ寄り添え、共感できるか
- ⑥尊重性
- 他人と自分の違いがどれくらい気になるか
- ⑦融和性
- 自分の生活や考え方をかえることにストレスを感じるかどうか
- ⑧開示性
- 自分の内面を表に出すことにストレスを感じるかどうか
- ⑨創造性
- いろいろな判断の根拠が自分の心の中にあり、自分でストレスなしに決断できるかどうか
- ⑩自立性
- 一人で生きていくことを好むか、家族や友人と心をつないで生きていくことを好むか
- ⑪感受性
- いろいろな経験をしたときに、心が動いて強い印象を残すかどうか
- ⑫充実性
- いま自分の人生に対して充実感を持っているかどうか
12の項目をグラフで可視化することで、自分の得意な場面、苦手な場面を客観的に把握することができます

12個の項目については別の記事で詳しく解説しています
自分自身を理解することで、自分と子どもは別の人間で、それぞれ違った個性があるという理解を深めることができます

先ほどまで紹介してきた「気質」の違いを受け入れることと大きくかかわってきます
個性診断を受けて自己理解を深めることで、親子の違いを意識したかかわり方ができるようになります

親子のコミュニケーションを改善する方法は別の記事でも解説しています

この記事で個性診断に興味をお持ちの方は、まずはお気軽にご相談ください
個性診断の無料相談はこちら
お問い合わせまとめ|親子の違いを知ることが子どもの個性を伸ばす第一歩
この記事ではスウェーデンに学ぶ「幸せな子育て」子どもの考える力を伸ばす聴き方・伝え方 (岸田雪子・著/出版・三笠書房)を参考に、親子の個性の違いを受け入れるための方法を解説してきました
私たちには持って生まれた気質があります
そんな「気質」のうち、書籍の中で紹介されていた親子関係に影響する気質は次の7つ
7つの気質
- 活動性
- 規則性
- 適応性
- 順応性
- 転導性
- 持続性
- 感情の強さ
親子の気質の違いを理解することで、それぞれの気質に応じた接し方ができるようになります

そして、自分自身の「気質」がわからないという方には個性診断をオススメします
個性診断でわかること
- 自己理解が深まる
- 他人の考えや気持ち、価値観や行動が理解できるようになる
個性診断12の項目
- ①会話性
- 普段の何気ない会話をする意欲(好き・嫌い)があるかどうか
- ②交流性
- 他人との交流の積極性
- ③幸福性
- 世界と自分の人生に対する基本的前向き度
- ④表出性
- 自分の感情を素直に表にだして、なごやかな人間関係を作ることができるかどうか
- ⑤共感性
- 相手の感情にどれだけ寄り添え、共感できるか
- ⑥尊重性
- 他人と自分の違いがどれくらい気になるか
- ⑦融和性
- 自分の生活や考え方をかえることにストレスを感じるかどうか
- ⑧開示性
- 自分の内面を表に出すことにストレスを感じるかどうか
- ⑨創造性
- いろいろな判断の根拠が自分の心の中にあり、自分でストレスなしに決断できるかどうか
- ⑩自立性
- 一人で生きていくことを好むか、家族や友人と心をつないで生きていくことを好むか
- ⑪感受性
- いろいろな経験をしたときに、心が動いて強い印象を残すかどうか
- ⑫充実性
- いま自分の人生に対して充実感を持っているかどうか
個性診断では12の項目がグラフ化され、自分自身の得意な場面や苦手な場面を客観的に把握することができます
書籍の中で紹介されている「気質」と個性診断でグラフ化される「個性」は細かく見れば違うところもありますが、自分自身を理解するという点では同じです
そして、「気質」「個性」の両方ともに良いも悪いもありません

ただ人によって違いがあるというだけです
どの「気質」「個性」にも社会的に価値のある長所はあります
ひとりの人間として子どもと接し、よく観察し、長所を伸ばすサポートをしてくことが親に求められている役割の一つです
そのためにも、親も自分自身の長所を知ることから始めませんか?
個性診断の無料相談はこちら
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最後まで読んでいただきありがとうございます